Web アプリ 基本構成


Web サイトや Web アプリ (Web アプリケーション) は、どのようにして私たちの PC (パソコン) やスマートフォンの画面に表示されているのでしょうか ? ここでは、そのしくみと、開発を始めるために必要な環境を整えましょう。

フロントエンドとバックエンド

Web アプリは、大きく分けて 2 つの部分から構成されています。

フロントエンド (Frontend) バックエンド (Backend)
ユーザーが直接触れる部分、つまり Web サイトやアプリの「見た目」と「動き」を担当します。 ユーザーからは見えない部分で、データの保存 / 処理、ビジネスロジックの実行、セキュリティなどを担当します。
HTML で骨格を作り、CSS で装飾し、JavaScript で動きを加えます。 サーバー、データベースなどがこれにあたります。
例: Web サイトのボタン、入力フォーム、アニメーション 例: ユーザー情報の管理、商品の在庫管理、決済処理

通常、フロントエンドがバックエンドに「このデータちょうだい」「この情報を保存して」といったリクエストを送り、バックエンドがそれに応答することで Web アプリは成り立っています。

構成図

   ユーザー (ブラウザ)
      |
      | (操作 / 表示)
      v
+-------------------+
|  フロントエンド   |
|  (HTML/ CSS /JS)  |
+-------------------+
      |
      | (API 通信 - データ要求 または 送信)
      v
+-------------------+
|   バックエンド    |
| (サーバー/API/DB) |
+-------------------+
      |
      | (データの読み書き)
      v
+-------------------+
|   データベース    |
+-------------------+

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